徳永歯科医院

　年齢は最低18才以上（骨の成長がほぼ終了）であれば、年齢の上限はありません。
疾患をお持ちの方でも、医師の治療でコントロールされていれば、高血圧の方やほとんどの人が受けられますが、高度な全身疾患（心臓病・糖尿病など）や妊娠中の方は、受けられない場合がありますのでご相談下さい。また、まれにあごの骨によってインプラントができない場合もあります。

　手術の安全性は、治療する医師の知識、技術、経験に大きく左右されます。
当院ではインプラント治療に関しては全て、院長の徳永二郎が責任もって担当いたします。実際に治療された方の症例が多くありますので、診察時に実際のお写真もお見せして説明いたしますので、ご安心ください。
インプラント金属はチタンで作られています。チタンは、生体との親和が高いため体に全く無害と言われており、アレルギーは報告されていません。医療全体でも数多く使用されており、MRI・CTを受けても問題ありません。

　歯が無くなると治療法として、入れ歯、ブリッジ、インプラント、があります。3つを比較して、機能的に一番優れているのがインプラント治療です｡3つを下の表で比べて見てください。

　保険はインプラント治療には効きません。
インプラントの種類、かぶせる材料の種類、個人個人の歯・骨の状態によって異なりますが、およそ1本が３０万程度になります。
インプラント治療は決して安くはありませんが、緻密な材料や作業、高い技術が要求されるからです。ご希望に合わせて、治療プランをいくつか提案しますのでご予算に応じてお選び下さい。（但し、治療費は医療費控除の対象になります）

　基本的に、長期にわたってもつと考えられます。
また、インプラントがだめになる最大の理由は歯周病ですので、定期健診は重要です。毎日のお家での管理の他に、当院では定期健診の時にクリーニングを行っており、歯周病予防にかなり効果があります。

　インプラントの本数、上か下か(場所)、骨の状態、術前に必要な虫歯や歯周病の治療の必要性によって異なります。
大体の目安は、インプラントの手術は３本未満で約１時間、それ以上で約１時間から２時間程度になります。
通院期間は、個人個人の歯の状態によりますが、上あごで約６ヵ月、下あごで４ヶ月、合計約１０回前後の通院回数になるとお考え下さい。

　局所麻酔をして行いますので、多くの方は手術中の痛みはほぼ完全に感じません。
まれに手術中に痛みがある場合がありますが、遠慮せずに教えてください。麻酔薬を追加することによって、痛みはなくなります。
　治療後は痛み止めをお出ししますので、ほとんどおさまります。

　もちろん隣り合わせの歯が健康で何も問題ない場合、インプラントをお勧めします。インプラントの良い点は歯の抜けている所に単独で固定した歯を作れるところです。
インプラントを埋め込む一次手術からインプラント義歯を最終的に装着する3～6ヵ月の間、仮の歯を入れることもできますので、治療中も見た目を気にすることもありません。

　ブリッジ部分の歯がない所に、インプラントを入れることは可能です。
欠損部はインプラントで歯をつくり、土台に使っていた両側の歯は削られているのでセラミックを冠せると歯も長持ちします。

　麻酔も局所麻酔ですし、入院の必要はありません。手術後はお家で安静にしてください。

　当日は激しい運動、飲酒、長湯を避けて安静にしていただければ問題はありません。
食事は、治療した本数が少ない場合には、刺激物を避けて普段と同じで大丈夫です。
本数が多い場合には、負担がかからないように念のため2～3日は流動食に近い物をおすすめします。

　インプラント治療を扱っている医院が限られていること、担当する医師によって技術の差があること、治療期間が他の治療に比べて時間がかかること、保険が適応にならないので高額になることです。（但し、治療費は医療費控除の対象になります）

　現代多く行われているインプラントは純チタンか、チタン合金で出来ています。形はネジのような形や、シリンダー状、歯の根のように先に行く程細くなった形などです。インプラントの表面は昔は機械研摩してあるタイプが主流でしたが、現在では、粗造な表面構造で骨との結合が得られ易いタイプが多くなってきました。